お金は人間の心を惑わすもの

あなたはお金の魔力に取り憑かれた経験がないでしょうか？

一昔前にはバブル期に株で大儲けした人が、バブルがはじけたことであっという間に貧乏生活に転落してしまい借金地獄に陥ったという話があちこちにありましたが、このような事例はお金の魔力に取り憑かれて転落人生を歩んでしまった典型的な事例だと言えます。

お金は豊かな人生を歩む生活をもたらしてくれる素晴らしい存在と考えられる一方で、人生を狂わせる原因にもなりかねない恐ろしい存在ともいえます。お金さえあれば何でも欲しいものが変えて生活も心も豊かになるかもしれませんが、どんなに大金持ちでも心が満たされずに荒んだ人生を歩む人も少なくありません。

もしもあなたが現在お金の事で困っていたり、他人を妬んでいるようなことがあるならお金との付き合い方を変えてみてください。お金との付き合い方が変わることで人生観も大きく変わり、今後の人生の歩み方が本当に豊かなものになるでしょう。

参考：お金にとらわれないで「豊かな人生を送る」ための7つのヒント

お金の使い方を考えてみる

漠然とお金が欲しい！とか、大金持ちになって不自由のない生活がしたいと考えている方も多いですが、もっと細かくお金の使い方を考えてみることをおすすめします。例えばマイホームが欲しいとか、高級車が欲しい、海外旅行がしたいなどお金の使いみちに関わる様々な欲求があるはずです。まずはあなたが考えているお金の使いみちを書き出してみて、そのお金の使い方は本当に妥当なのかを考えてみてください。

お金を使いたいと考えていることを書き出してみると、早急に叶えなければいけないという内容は意外と少ないものです。今後の人生にとって良い影響を及ぼしそうな内容については、お金の使い方としては正しいのかもしれません。

家を買う場合は、住む環境が変わるので今後の人生への影響も大きいでしょう。家族や恋人・友人など同居人がいる場合はなおさらです。ただ、住宅購入は何千万円もお金がかかります。場所によっては1億円以上の費用がかかってきます。1億円用意するために必要な貯金額や年収を算出し、何年かかれば用意できて、何をするべきなのか細かく計画するなら、お金の使い方としては正しいでしょう。

しかし苦労してまで豪邸を買わなくても、家族でゆっくりできる家があればいいな、という場合は埼玉や千葉などのローコストの注文住宅を利用するなどして節約する方法はないか確認はするようにしましょう。

正しいお金の使い方としては、自分のためだけに使うのではなく他人への思いやりも考えることが大切だと言われています。自分の利益ばかり追求したお金の使い方をしていると、将来的には残念な結果が残されることも多いです。例えば宝くじが当選して大金持ちになった人は、後先を全く考えずに自分が贅沢をするためだけに散財しまくった結果、周囲の人間関係は崩壊してしまいお金もあまり残らなかったというケースもあるのです。

お金に執着はしない

生きているうちにどんなにお金を稼いでも、死んでしまえば全く意味がありません。残された家族や親族がみにくい遺産争いを繰り広げることも予想されるので、あまりお金に執着しない生き方をすることが大切だと考えられます。そのため、とにかくお金を稼がなければいけないと仕事ばかりして家族との時間を大事にしないまま死んでしまうことがないようにして、お金では買えないものを大事にするように心がけたいものです。