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周りから尊敬される人になるには

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尊敬される人とはどういう人か

人は誰しも多くの人から尊敬を受けたいと思うものです。
しかしそうした尊敬を受けたいと思う気持ちが強すぎてしまうと、ときにその行動が自己顕示欲をもとにしたものになってしまいがちです。

日常生活でもいちいち見えを張って自分の話を盛って話たり、身の丈に合わない高級ブランド品をいくつも身につけていたり、聞かれてもいない過去の栄光話をしたりする人が見られます。

そうした自分を大きく見せるための方法というのは得てして本人の意図とは全く逆の効果になってしまうこともよくあり、尊敬どころか陰口を叩かれる侮蔑になってしまうこともよくあります。

反対に特に何らかの自己顕示的行動をしていないにも関わらず、自然と多くの人から尊敬を受け多くの人から相談をされる立場になる人もいます。

人が人を見る目というのは案外正しいことが多く、出会ってからの日数や話をした時間に関係なく感覚的に「この人はすごい人だ」ということを理解することができます。

そうした肌感としての「尊敬」は、雰囲気として出されている自分への自信や周囲への気遣い、また物事を広い目で見ることができる能力として現れます。

ある意味「尊敬される人になりたい」と思って行動をしているうちは決してなることができないというふうに言えるかもしれません。

感情的な人が尊敬されるのは難しい

尊敬される人はどんな人かを考えるなら、まず自分自身が過去にどういった人に尊敬を感じてきたかということを思い返してみてください。

おそらくこれまで尊敬してきた人として、両親など自分を育ててくれた人や学校や習い事での恩師、または伝記で書かれる歴史上の偉人などが挙げられるでしょう。

反対に親や先生といった自分よりも上の立場にいるはずの人であっても、その行動から「この人は尊敬できない」と感じたこともあるはずです。

人が人に対して感じる尊敬は、「物事をきちんと判断してくれる」かどうかということに深い関わりがあります。
尊敬できる親や恩師というのは、自分に対してだけでなく世の中全体について公平な目を持ち、冷静な目で判断をしているという特徴があります。

反対に尊敬を失う瞬間というのは、冷静さや公平さのない、自分優先の打算を丸出しにした行動をとっていることがわかったときです。
伝記の中で出てくる尊敬できる人物も、政治や研究などで困難があっても負けずに自分の信念を冷静な立場で貫いた人が中心です。

自分の感情を優先させて信条がコロコロと変わる人が周囲から尊敬を集めることはまずありません。
もし将来的に尊敬される人間になりたいなら、自分の利益だけのために行動をするのではなく周囲の人を大切にする行動を積み重ねていってください。

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