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一生もののエルメス

ブランドが好き

ファッション・フリークなら趣味に合うかどうかは別として、一生に一度はエルメスのバッグが本気で欲しいと思うタイミングがあるのではないかと思います。
私に買えるかどうか、そんな高級バッグどこに持っていくのか、いつ使うのかという現実的な問題は度外視して「欲しい!」と思ってしまうそんな一人なんです。

常識を超えた人気の理由

エルメスといえば「バーキン」「ケリー」など、他の高級ブランドとも一線を画す高級バッグのイメージが先行します。

多くのブランド物のバッグが、二ケタ台で購入できるのに対し、エルメスのバッグは三ケタ台と、価格も規格外です。

エルメスのカバン1つで車が購入できるほど、高額です。

もちろん最高の材料を使用し、最高峰の職人がつくるカバンで、品質がずば抜けているから高いのだと言ってもそれだけではありません。それは希少価値です。

その知名度は高く、ロールスロイスやロレックスに匹敵するようなお金持ちの象徴としても広く認識されています。

しかし、これだけ有名で、人気なのに関わらず、欲しいと思っても手はいらないから、さらに高額になるのです。

また一方で行き過ぎたバッグの希少性を良しとしない強烈なアンチテーゼもたくさん存在します。
エルメスはなぜそこまで論争を呼ぶのでしょうか。

それは、単なる商品価値を超えた様々な魅力を持ち合わせている、唯一無二のブランドだからではないでしょうか。

圧倒的広範囲からのお墨付き

まず商品そのものの圧倒的な魅力はエルメスを語る上で外せません。180年以上も続く老舗ブランドの品質はもちろん、世界のファッショニスタと呼ばれるおしゃれに敏感な著名人は、必ずといっていいほど身に着けているところを撮られています。つまり誰もが認めるデザイン性の高さの証明でもあるのです。それは最先端の人気者から国のリーダーである王室の方々まで本当に幅広く、それを叶えるのがブランドの歴史と品質、そして価格も重要な要素であることは否定できません。

20年後のバーキンは2,800万!?

「バーキン」を例に挙げると、発売35年間デザインはほぼ変わっていませんが、その価格はずっと上がり続けているという特徴があります。ここでファッションアイテムから資産運用に視点を切り替えると、稀にみる優良な投資対象となるのです。2000年代の販売価格はおよそ30万円といわれ、今ではおよそ200万円にまで値上がりしています。このまま上がり続ければ20年後にはおよそ2800万円。親子2代に渡って使える丈夫さとデザインの普遍性を加味すれば、200万の現金を残すより20年後に何倍にも価値が上がる可能性を持つエルメスの「バーキン」を買うという選択肢は、ごく自然なことかもしれません。

現に、中古市場でも高額で取引されているのです。

他にも理由を挙げればきりがないほど、どこをとっても納得の理由が出てきます。

私のように、自分が持てるかどうかは度外視して「欲しいな~」と思ってしまう人がいることが、何よりの証拠でもあると思います。

そんな一生もののエルメスを街で見かけると、様々な考察が頭を巡るようになりました。エルメスブランドは伝統的で魅力溢れる不思議な存在です。

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